
日焼けサロンで日焼けしても紫外線の悪影響はあるの?

日焼けサロンでも紫外線の悪影響、発ガン性の恐れがあることが分かっています。

2009年(平成21年)7月29日、世界保健機関(WHO)の専門機関、フランスのリヨンにある国際がん研究機関(IARC)が、
『
人工的に肌を日焼けさせる「日焼け用ベッド(日焼けマシン)」の発がんリスクを5段階の危険度で上から2番目の「高い可能性がある」から「人間に対する発がん性がある」との最高レベルに引き上げる』と、日焼けサロンにおける日焼けが、かなり危険度が高いことを発表しました。
特に日焼けマシンを30歳未満に使用した場合、皮膚癌の中で最も危険度が高いメラノーマ(悪性黒色腫)を発症するリスクが75%高まることを科学的に証明したようです。
国際がん研究機関(IARC)の発がんリスク分類で、危険度が最も高い最高レベルにランクされているのは『
アスベスト(石綿)・カドミウム・喫煙』など100種類超ありますが、日焼けサロンの日焼けベッドはこれらと同じくらい危険性が高いということなのです!

通常、日焼けサロンでは人工的に紫外線を出す蛍光管が上下に設置された日焼けベッドにサンオイルを塗って寝ているだけでキレイに日焼けできるようになっています。
最近は美白ブーム?もあり日焼けサロンの店舗数も減少していますが、日本でも一時、日焼けした肌がブームとなり、日焼けサロンで肌を焼く若者が数多くいました。
白人種と日本人は違うので、今回の研究結果が日本人にどれほど当てはまるのか?は分かりませんが、いずれにしても日焼けマシンで日焼けすることは太陽光(紫外線)に当たることと同じと思えば、皮膚癌へのリスクを高めるなど、紫外線の悪影響(しみ・しわ・たるみなど)を受けることだけは間違いないかもしれませんね。
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